くぃあなかりんの日常。

私を彩る、宝石と傷跡の詰め合わせ。綴る言葉が宝箱となりますよう。

新企画!の、その前に。MBTI診断と私の関係。

書きたい時に、書きたいことを、書きたいだけ書く私です。色んな記事が尻切れとんぼになってますが、新連載的なことを始めてみたいと思います。その前書き的なやつです。

 

最近のマイブームであるMBTI診断について。

 

時折SNSで話題になったりもするので、聞いたことがある人も多いかもしれませんが…。知らない人のために簡単に説明すると、心理学を基にした性格分析のようなものです。ネットで検索すると診断サイトなどもあり、膨大な数の質問に答えることで自分のタイプが分かります。

 

…が!

 

この診断、誤診が多いことも事実。というのは、いくら質問の質が良く、数が多く、的確に診断できるサイトだったとしても、答える側が的確に回答できないと意味がないわけです。基本的にMBTIで割り出される性質というのは、生まれた時から生涯変わることはありません。生まれ持ったものであり、考え方の「癖」みたいなものです。

けれど私たちの性格や行動は、環境にも大きく影響されています。今の私がどう考えているか、どう行動するか、ということを回答しても、正しい結果が出るとは限りません。

また自分で回答すると「自分はこうありたい」という無意識の願望が含まれていることも多いもの。いくら注意書きに「正直に回答すること」と書いてあっても正直に回答することは大変難しいことなのです。(なんといっても無意識ですから。)

 

私とMBTI診断の出会いは数年前なのですが、それが最近再びマイブームとなった最初のきっかけは「誤診なのではないか?」という疑問が自分の中に浮かんできたからです。とはいえ、他にも理由は色々ありますが。今日はそんな、MBTIと私の関係について書いてみようと思います。ちょっくらお付き合いくだせぇ。

 

最初に出会ったのは、高校だか大学だかの時です。正直あんま覚えてない。でもたぶんネットでたまたま見て、診断して、へーと思ったんでしょうね。そこまで印象に残っていたわけではないのです。きちんと覚えているのは、大学の授業か、進路診断か何かでやったこと。あれ、これもあやふや…。確かなのは、その時に「あれ、前と結果変わった」と思ったこと。やるまでは、昔やったネット診断なんかすっかり忘れていました。けれど結果を見た時に「あ、これ前やったわ。でも前と違う。」となったのです。具体的には、INTP→INFPになった。確か。ENFPだったかな。忘れました笑。とにかく、周りの人にめちゃめちゃ納得されたことだけはよく覚えている。あとこの同じ時期に別の診断サイトでもやったところ、ENTPでした。これまた違う。

 

次に再会したのが、劇団の友達に教えてもらった時。その時やった結果はENFP。か、INFP笑。要は、違うサイトも含めると4回、全て結果が違ったわけなのです。

 

余談になりますが、教えてくれた友達が面白いサイトを教えてくれました。それがこちら…と、言いたいところなんですが、あいにくサイトの管理人さんとコンタクトを取ってないので勝手に貼るわけにもいかず😧「A3!」「コペルニクス的転回」の2ワードで検索してみてください、たぶんすぐ出てきます。このサイト、「A3!」というゲームのキャラクターやストーリー、関係性をMBTI的に分析した記事がたくさんあるのです。A3!が好きな方はきっと面白いと思いますし、好きじゃなくてもMBTIに興味があれば面白く読めると思います。(私はA3!を知らずに読み、この記事をきっかけにA3!にハマったという奇特な人間です。)あと、芝居に触れたことがある人にも大変オススメ。

A 3!を知らない人のために簡単に説明すると、様々な境遇・年代の少年青年が、様々な理由で解散寸前借金まみれの劇団に入り、芝居をし、役者していくというストーリーです。このストーリーの登場人物を分析していくということは、ですよ!役作りや芝居の仕方、作品作りの中であるある、な騒動をMBTI的に分析している記事だ、ということなんです。いろんなやり方、アプローチ、芝居への関わり方があるんだなーなんて思う次第です

 

本題に戻ります。

 

同じ人間が、4回やって4回とも違う結果という事実。これこそ、診断サイトで出した結果が100%でないことの裏付けだと思うのです。まあ私1人の例なので、私が正しく回答できていないとも言えるんですがね。少なくとも私の場合、診断では判断できなかった訳です。

ただここでも、そんなに深くハマっていたわけではありません。なんとなく4つのうちどれかっぽいなぁと自分の中で納得もしていたし、「4つのうちどれなのか!?」がそれほど知りたかったわけでもありません。ブログの記事のキャラ分析はとても面白かったけれど、それ以上の興味はありませんでした。

 

ところが、です。

 

ブログ記事と友達の布教で今年まんまとA3!にハマった私は、ある程度ゲームに取り組み、キャラクターやストーリーを理解したところでまた例の友達が勧めてくれたブログを読み返そうと、久しぶりにブログを開きました。すると、ある記事に行き当たりました。「自己診断の罠①~Ne「直観」とSe「直感」の違い~」というものです。MBTI診断では、沢山の質問から自分が持つ4つの機能とその活用の仕方等を割り出しすことでタイプを診断するのですが、そのうち2つの機能についての記事でした。Seとは見たものをそのまま認識する機能です。対して直観Neとはパターンで認識する機能であり、私が過去診断された4つのタイプ全てが共通して持っている機能です。どうも、この2つは誤診が多いらしい。もし私のNeが誤診であれば、いよいよ私の自己認識は危うくなります。

もちろん自己認識が間違っていたところで、実生活には何ら影響ありません。でも自分の思考の癖は、知らないより知っている方が、何かと便利な気がしませんか?………何だか気になる!

 

そんなことを思い始めた同じタイミングで、もうひとつきっかけが。

 

日劇団の仲間が、オーディションに落ちたと、ひどく落ち込んでいました。その話を数人で一緒に聞いていたのですが、「オーデションに落ちた」という事実にしても「仲間が落ち込んでいる」という事実にしても、捉え方が人によって全然違っているのを目の当たりにして、すごく面白いなと思ったのです。具体的にどう違ったのかは、はっきりと覚えていないのですが…。

(私は序盤にも数回「忘れた」と書いていましたが、「出来事そのものの詳細を正確に捉えて記憶していない」というのはN型の特徴と言われており、私が診断テストでN型だと診断された一番の理由だと思われます。しかしN型の「記憶していない」はパターン性で物事を知覚するため細かい事実はあまり見えていない、そのため覚えていない、ということなので、同じ「覚えていない」でも単に記憶力が悪いだけで実はS型、という可能性もあるわけです。)

 

現実の人の言動をMBTIで分析してみたい、と思ったのは、この時が初めてでした。これまでも「私は何タイプ?あなたは何タイプ?」という話を友達としたことはありました。けれど「誰が何タイプか」ということではなくて、その人の言動や行動の裏にどんな心理機能が働いているのか、認知・判断の仕組みを分析してみたいなと、初めて思ったのです。

 

そんなわけで。

 

ここからしばらく、MBTI診断関連の記事が続きます。診断で割り出した性格タイプや傾向だけでなく、その中にどんな理由があるのかも踏まえて、各タイプ別の分析記事を書いていきたいなぁなんて、思っている所存。ただ、私は全くのど素人であり完全な独学のため、誤った情報も恐らく出てくるかと思います。書く本人が言うセリフではないですが、このネット社会、人が書いた情報は鵜呑みにしないのが一番。私のねじ曲がったフィルターを介した情報だということを頭に置いてくださいませ。

 

全タイプ書けるのはいつになることやら…(これ書くのに5日かかった)なので、「私このタイプだから早く書いて!」というご要望があれば、優先的に書こうと思います。身の回りにいるタイプの方が、私も書きやすいのでね。ただ、診断で出た結果は、皆さんも疑ってみてくださいね。質問に答えるより、心理機能から分析したほうが恐らく正確だと思われますので。私も勉強しながら、書きながら、自分がどの機能を持つのか深掘りしていきたいと思っています。ではではMBTI連載、スタートしていきたいと思います!

 

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