魂占い。
怪し!タイトル怪し‼︎って思うでしょう。
(私だけかな。)
なんや魂て。
でもね、ちょっとこれ読んでみて欲しいんだマジで。
もちろん占い要素たっぷり、スピ要素たっぷりなのでそういうのがお好みな方は言わずもがななんだけど、そうじゃない人もぜひフラットな気持ちで読んでみて欲しいなぁ。
あ、でも理屈で生きる人には合わないかもねぇ。
私、作者のかげした真由子さんの表現が大好きなんです。小説や詩を読んでる気分。
魂を11タイプに分けるって内容なんだけど、それぞれのタイプにつけられた名前がもうキラキラしてるの。ちなみに私は「光と闇を結ぶリボン」。素敵じゃない⁇前書きの、ちょっと絵本ちっくな表現も大好き。
目に見えない魂、何が嘘か本当か、真実なんて分からないけれど、こんな世界があったら素敵だなって思うのです。こんな世界を舞台にできたら素敵だなって思うのです。
あとね、装丁も素敵。
本屋にあったらちょっと手に取ってみて欲しい。
デザインといい、手触りといい、開いてすぐの扉絵のツルツルした感じといい…。海外のファンタジー絵本ぽくて、それだけでときめくのです。
(…ここまで全然中身に触れてませんね。)
「星は誘えど強制せず」
「賢者は星に乗り、愚か者は星に従う」
例えるなら、主人公を助けたり、変身させたりするマスコットキャラクターのような。
占いってそういうものなのかなって最近思うのです。それ自体に性格はあるけど、決して行動を決めてくるわけじゃなくて。
特性はあるけど、主人公の想いを否定することは絶対にないし、応援して、向かいたい方向へ導いてくれる。そんなものなのかなって。
眠っている可能性。見えないもの。声にならない声。少数派。
私の魂タイプのテーマ。
思えばそんな話や歌ばかりが好きな気がするな。明るいだけなんてつまらない。深みがない。足りない。闇があるから光は光る。闇を排除しても解決にはならない。表裏一体の美しさ。
ドブネズミみたいに美しくありたい。
そういう人に、私はなりたい。
なんて思う、今日この頃です。
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