くぃあなかりんの日常。

私を彩る、宝石と傷跡の詰め合わせ。綴る言葉が宝箱となりますよう。

怪我の功名、毛糸の巧妙。

頭が、くしゃくしゃになることがある。

やりたいこと、やらなきゃいけないこと、考えたいこと、考えちゃうこと、目の前のこと、ずっと先のこと。

怒っているわけでも悲しいわけでも疲れているわけでもない。ただくしゃくしゃで。

こんがらがって毛糸で埋め尽くされるような。

 

 

そんな時は、全部がまるっと停滞し始める。どこからほぐしたらいいのやら。目の前の絡まった毛糸を、ただ呆然と眺めている。

 

 

解消するには?

 

 

ひとつ。

立ち止まって、真摯に見つめる。意味なくただ眺めるでもなく、逃げるでもなく、闇雲に動くでもなく。ただ真っ直ぐにあるものを見つめ、知ることでしか、先へは進めない。

 

 

ふたつ。

外へ。誰かとではなく、繋がるでもなく、ただ外へ。ほぐした毛糸は、少しずつ外へ吐き出して。

 

 

いっぺんにはできないから。端から少しずつ綺麗にしていこう。後には綺麗な編み地ができていることだろう。

 

 

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