継続は力なり、という。
その「継続」というのは、努力で成し遂げられるものではなく、一種の才能ではないのか、と、継続できない私は思う。
これは逃げか、言い訳か、それとも正当な主張か。
継続できない、というのは、「色んなものに興味を持つ」という長所だと、言い換えられることがある。だが本当にそうだろうか。世の中には、色んなものに興味を持ち実践しつつ、継続している人間というものが存在している。つまり、その2つは決して表裏一体なのではなく、単に継続できるか、できないかと、たくさんのものに興味を持つか、持たないかの、それぞれ別の評価軸であるにすぎない。
ただ、「継続できない」がマイナス評価かというと、それは違うような気がする。あくまで継続できる人がプラス評価なだけであって。
生きてるだけで、プラスだと思いたい。何かができないからといって、減点していくなんて寂しくないか。自分も、他人も。何かができれば加点すれば良い。どんなに小さなことであったとしても、それは一種の才能だ。できない自分は、そこに加点がないだけで。マイナスになんか、しなくて良い。そこにいるだけで、人はプラスだ。
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